新車の購入月と自動車税について。月割なの?還付はあるの?

新車の購入月と自動車税

新車

 

新車の購入月と自動車税

 

新車を購入する際にも自動車税はかかってきます。

 

ただ、新規登録が何月かによって、その金額は変わってきます。契約した月ではありません

 

今回は、新車購入と自動車税についてのお話です。

 

 

自動車税とは

 

自動車税とは、毎年4月1日時点で車を所有している人にかかる税金です。

 

税額は、車両の排気量に応じて課税されます。軽自動車は軽自動車税といいます。(軽自動車税は一律)

 

ゴールデンウィーク明けあたりに、納付書が送られてきます。

 

自動車税納付書の写真

 

自動車税は毎日車を使用していようが、ガレージで保管だけしていようが課税されます。

 

車検が切れた車にもかかってきます。廃車にしない限り、課税されるのです。

 

余談ですが、自動車税は都道府県税、軽自動車税は市町村税です。

 

 

新車の自動車税は月割で計算される

 

話を新車の購入に戻しますと、新車に自動車税が課税されるのは、「新規登録」された時点であって、契約した時点ではありません。

 

新規登録とはナンバープレートが付いた時点ですので、納車のタイミングだと思ってください。手続きは当然ディーラーが行ってくれます。

 

ですので、ディーラーの見積書も納車のタイミングを想定して自動車税は記入されているはずです。

 

新車の自動車税は、登録月で月割で計算されます。

 

具体的な例(1500ccの乗用車 年額34,500円の場合)を挙げますと、

新規登録月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
月割税額 31,600円 28,700円 25,800円 23,000円 20,100円 17,200円
新規登録月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
月割税額 14,300円 11,500円 8,600円 5,700円 2,800円 0円

 

このようになります。3月納車の場合は、自動車税を1か月分「得」したことになります。当然5月になれば、12か月分の自動車税の納付書が届きます。

 

納車が4月になれば、ディーラーの見積書の自動車税額も11か月分になります。5月に自動車税納付書は届きません。

 

このように自動車税は翌年の3月までの分を先払いで支払います。

 

軽自動車税には月割制度というものはなく、購入した年度分は支払う必要がありません。

 

 

エコカー減税は適用されるの?

 

2017年5月現在の状況では、自動車税は、 2019年3月31日までに新車を取得する場合はエコカー減税が適用されます。

 

ただし、新車購入(新規登録・届出)の翌年度に適用されます。

 

はい、一回こっきりです。「エコカーですので税金も安くなりますよ!」とディーラーの営業マンも口にしますが、自動車税に関しては、1度限りの減税です。

 

(自動車重量税も初回の継続車検までの適用です)

 

ずっと続く減税ではないのです。

 

 

下取りの車の自動車税は戻ってくるの?

 

では、買い替えの場合、それまで乗っていた車の自動車税は戻ってくるのでしょうか?

 

自動車税は、翌年の3月までの分を先払いする、と先程ご説明しました。

 

例えば6月にか行けた場合、前の車はすでに12か月分納税していますし、新車の分も購入時に翌年の3月目での分を月割で支払っています。

 

2重に支払ったことになりますよね。

 

 

自動車税が戻るかどうかは、引き取られた車が「廃車になるかどうか」で決まってきます。

 

廃車には、「一時抹消登録」「永久抹消登録」の2つがあります。

 

一時抹消登録とは、一時的に公道を走れなくすることです。長期の海外出張やガレージで保管だけしておきたい、といった場合に行われます。

 

永久抹消登録はその名の通り、車を解体(スクラップ)にすることです。2度と使用はできません。

 

このいずれかで、抹消登録した場合は、自動車税は月割で還付されます。(軽自動車税の還付はありません)

 

廃車ではなく、引き取られた車を再販のための名義変更だけなら、自動車税の還付はありません。

 

多くの場合はこちらのケースになるでしょう。前の車が廃車になるのか再販するのかは、業者に確認するようにしましょう。

 

自動車税還付

 

自動車税も気になるがもっと大事なことがある

 

車の買い替えの場合は、自動車税の還付よりももっと大事なことがあります。

 

それは、古い車の査定価格です。

 

車の査定には新車のように決まった価格はありません。査定する側の「言い値」です。

 

車の査定にも「相場」というものは存在しますが、毎日変動しているのでインターネットで調べても載っていないのです。

 

査定する側はその相場情報は持っています。そして、我々ユーザーが相場を知らないことも知っているのです。

 

それをいいことに、相場よりも安い査定をされることが非常に多いのが実情です。酷いケースは同じ車なのに50万円以上も査定額に開きが出ることもあります。

 

 

では、どうすれば安く買いたたかれることを防ぐことができるか?

 

それは、こちらも相場を把握することです。

 

ネットや雑誌にも載っていない最新の相場は、こちらのサイトで調べることができます。

 

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簡単な入力後、すぐに最新の査定相場を教えてくれます。

 

同時に複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できます。数社の見積もりを比較して一番高いお店に買ってもらうのが、一番高く車を売る方法です。