査定を受ける前にすべきことがあります
愛車を査定に出すときは、少しドキドキしませんか。大切に乗ってきた車を他人の目で評価されるのですから。
せっかくなら、少しでも高い査定金額を提示してもらいたいものです。
今回は、「査定を受ける前に準備すべきこと」、について解説してゆきます。
必要な書類を準備しておく
査定を受ける際に、下記書類は揃えておきましょう。
・車検証
・取扱説明書
・保証書
・整備手帳
これらは車検証入れに一緒に入っていて、車に常備していると思います。車検証は、運行時にも所持しておくことが義務付けられています。
大抵は、これらはすべてディーラーのメンテナンスノートとして一体化していることが多いですね。後、車の下取りや売却時には、これに加えて自賠責保険証書や自動車税脳証明書なども必要になってきます。
詳しくは、車の買い替えに必要な書類
車検証は、常備することが義務付けられているので当然あるものとしても、他の書類が無い場合、査定の減点ポイントにもなりかねないので、事前にそろえておきましょう。
※車検証をもし紛失した場合は、運輸支局で再発行の手続きが可能です。
純正パーツも揃えておく
純正のオーディオやホイール、タイヤ等を好みで交換している方も多い事でしょう。その場合は、取り外してあった純正パーツも残っているのであれば、査定時に揃えておきましょう。
お気に入りの高額なホイールの方が、査定が上がるのでは?とお考えるのは当然です。せっかく高いお金をかけて交換したわけですから。
でも思った程査定金額に反映されないことがほとんどです。逆に、キズのついたアルミホイールよりも新品の純正ホイールの方が査定が良い場合もあります。
ですので、タイヤやホイール、バンパー、フロントグリルなどドレスアップしている場合は、できるだけ純正品を残しておくことをお勧めします。
車を綺麗にしておく
やっぱり査定の前には車を洗車して、車内も綺麗にしておきましょう。車のキレイ、汚いだけで査定額が大幅に変わる事はありませんが、査定をする人に与える心象が違います。
ドロドロに汚れたボディや、ゴミの散らかった車内を見ると、「この車は、いったいどんな使われ方をしてきたのだろう!?」という気持ちから、査定が始まります。
「普段から、メンテナンスなどしていないだろう」、という先入観も入って、より厳しい目でチェックを受けることになります。
また車が汚れていれば、細かなキズが分かりにくいので、より厳しい目になります。必要以上のチェックが入る可能性も高くなります。
余談ですが、車の査定は基本減点方式で行われます。余計な減点を受けなくて済むためにも、普段の洗車で十分ですので車は綺麗にしてから査定を受けましょう。
ボディのキズや凹みはそのままで
愛車の査定を上げるために、ボディについたキズや凹みを修理に出すのはやめておきましょう。修理にかかった金額以上に査定が上がることは、ありません。
車の買い替え キズは修理して査定に出す?の記事にも書いていますが、修理代のほうが、必ず高くつきます。
また、自分で修理することもやめておきましょう。余計に傷が目立って、査定がもっと下がる、なんてことにもなりかねません。
素人がなおせるキズや凹みは、プロの手にかかれば簡単にきれいになります。
愛車の査定相場を把握しておく
車を査定に出す側とすれば、当然「少しでも高く売りたい!」と考えますよね。一方、査定をする側からすれば「少しでも安く買いたい!」と考えています。
商売ですので、ある意味当然です。
あなたが何の準備もせずに、ディーラーや中古車買取店に行って「この車、査定してください」と言えば、ほとんどの場合、相場よりも低い査定金額が出てくるでしょう。
その査定金額が、相場よりも安いのか、高いのか、妥当なのか、判断できますか?
新車と違って中古車は、1台1台状態が違うので、決まった価格は無いため判断のしようがありません。
事前に雑誌やネットで調べようと思っても、「最新」の査定相場は乗っていません。なぜなら、中古車の相場は、日々全国で行われているオークションの価格に連動しているからです。毎日変動しているのです。
このデータはオークションに参加している業者が把握していますが、ネットで毎日更新などはしていません。
我々ユーザーが、最新の査定相場を知らないことを、査定する側は知っているのです。だから、相場よりも安い価格を提示してくるのです。
では、どうすれば最新の愛車の査定相場を知ることができるのでしょうか?
このサイトを使えば調べることができます。簡単な入力で、すぐに愛車の概算価格(相場)が分かります。
また、同時に最大10社に査定見積もりを依頼できます。一番高く買い取ってくれる業者と金額も分かりますので、そのまま買取ってもらう事も可能です。