過走行車(10万キロ以上)の車をいかに高く売るか
走行距離が10万キロに近づいてくると、
「この車はあとどれくらい走れるのかな?査定はつくのかな」
なんてことを考えたりしませんか。
「車の寿命は10万キロ」なんてことも、どこかで聞いたことがあるような気がします。
今回は、走行距離が10万キロ以上の車を高く売る方法について考えてみました。
10万キロは車の寿命?
一昔前は「車の寿命は10万キロ」みたいな風潮がたしかにありました。まぁ誰が言い出したかは分からないですが、自動車メーカーからすれば、10万キロ毎に買い替えてくれればラッキーでしょうね。
今から30年以上前の車は、10万キロ以上走行すると、色々なところが故障したのも事実です。
しかし今の車は性能も良く、10万キロくらいは普通に走ってくれます。
メンテナンスをしっかりとして、無茶な運転をしていないのであれば、20万キロくらいは十分走行できます。
欧米では、年間の走行距離は平均で6万キロもありますので、10万キロでつぶれていたら毎年のように車を買い替えることになってしまします。
欧米車とは基本的な設計が違う、ということもありますが、決して10万キロは車の寿命ではありません。
走行距離10万キロ 車検時に必要な交換部品は?
とは言うものの、さずがにこれくらいの走行距離になると、必要な交換部品も増えてきます。これは、ガソリン車かディーゼル車か、ミッションかオートマか、などによって変わってきます。
通常のメンテナンスである、エンジンオイル・オイルフィルター・ブレーキフルード、エアフィルターなどの他にタイミングベルトとアイドラプーリー、ファンベルトやエアコンベルトなどの交換も勧められます。
このあたりの部品代と工賃は高くなってきますので、どこまでやるか?はよく相談すべきです。
ディーラーの勧める部品すべてを交換していたら、かなりの費用にりますから。
また10万キロと言えば、一般的な日本国内の年間の走行距離が大体1万キロと言われていますので、10万キロという事はその時点で10年を超える場合が多く、経年劣化する部分もでてきます。
維持費が新車の頃よりも高くなってしまう事は否めません。
下取り査定はつくの?
10万キロ以上走っている車に査定はつくのでしょうか?車の査定は、当然車両の状態や年式も影響します。
タイミングベルトを交換している等、整備をしっかりとしている車は査定評価は上がります。(点検整備記録簿にきっちり記載されて保管していることが前提です)
とはいえ、やはり走行距離を考えると高額な査定は期待できません。先程も言いましたが、まだまだ「10万キロの市場のカベ」は存在し、中古車市場では安くしないと売れないからです。
特に車を買い換えようと、ディーラーに下取りの査定をお願いすると、金額がつかない場合もよくあります。
時には「あーもう廃車ですね。廃車費用はウチでサービスで無料にしますから、車を買って下さい」なんてこともあります。
ディーラーは自社の新車を売ることが仕事です。営業マンは車を売ってナンボです。ですので、車の下取りには興味はありません。
特に、再販の難しい走行距離10万キロの車を下取りでとっても、営業成績にもなりません。
走行距離10万キロの車を高く売る方法
では、どうすれば車を高く売る事が出来るのでしょうか。
それは、車買取専門業者に売る事です。車買取業者とはその名の通り車を買い取ることを本業としています。
それぞれの買取業者は、強みや欲しい車種が異なります。
例えば海外に輸出ルートを持っている業者は、日本では売れないような過走行車のバンなどの商用車も積極的に買取ります。
海外では日本車のブランドは人気ですし、荷物を積めるバンなども良く売れます。
海外では「10万キロの心のカベ」なんてものは存在しませんし、日本車は安心できる人気ブランドでもあります。
人気の理由は、
・日本には車検制度があって、定期的に点検・整備されているので状態の良い車が多い
・日本の道路は整備されているので、悪路は少なく足回りの状態も良い
・日本の自動車技術は進んでいる
ということです。海外の人たちもこのことをよくわかっているので人気が高いのです。
ですので、一概に10万キロの走行距離だから査定はつかないだろう、と諦めてしまうのはもったいないです。
買取業者の中には、あなたの愛車を「是非売ってほしい!」と思っている業者がいるはずです。
ではそのような業者を探すには、どうしたらいいのでしょうか?
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もちろん無料ですので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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