車種ごとの維持費について|購入価格や税金などの情報満載
自動車って高い買い物ですよね。購入時には大きな出費が発生します。
また、購入後も車を維持するには結構なお金が必要です。
買ってみてから、「えっ!こんなにかかるの!?」
ということにならないよう、車を選ぶときには購入後の維持費も考えて検討する必要があります。
車の購入時には車両価格以外にも費用がかかる
まず、車の購入についてのお話ですが、車両本体価格以外にも諸経費がかかってきます。
新車の場合で考えると、
【税金】
・自動車税/軽自動車税
・自動車取得税
・自動車重量税
・消費税
【その他】
・自賠責保険
・検査登録代行費用
・納車費用
・リサイクル料金
・車庫証明代行費用
などですね。
エコカー減税対象車は、自動車取得税と自動車重量税が免税もしくは減税されます。
車種によっても異なりますが、車両価格の10〜20%程度の金額が購入時の諸経費としてかかります。
購入後にかかる維持費
車を購入した後は、維持費が当然かかってきます。
ガソリン代
車の燃費や月間の走行距離、ガソリン単価によって随分変動しますが、ガソリン代は車を維持するためには毎月必要ですよね。
昔はリッター当たり100円なんてこともありましたが、最近(2018年3月現在)では、140円前後といったところです。
以下の計算式で、大体のガソリン代は計算できます。
月間の予想走行距離÷予想実燃費×ガソリン単価=月間のガソリン代
予想実燃費は、メーカーカタログの燃費の70%くらいを目安にするといいと思います。カタログ通りの燃費にはならないですから。
自動車税
毎年、4月1日時点での車の所有者に対してかかる税金です。自動車の排気量によって金額が変わってきます。
総排気量1リットル以下 | 29,500円 |
総排気量1リットル超1.5リットル以下 | 34,500円 |
総排気量1.5リットル超2リットル以下 | 39,500円 |
総排気量2リットル超2.5リットル以下 | 45,000円 |
総排気量2.5リットル超3リットル以下 | 51,000円 |
総排気量3リットル超3.5リットル以下 | 58,000円 |
総排気量3.5リットル超4リットル以下 | 66,500円 |
総排気量4リットル超4.5リットル以下 | 76,500円 |
総排気量4.5リットル超6リットル以下 | 88,000円 |
総排気量6リットル超 | 111,000円 |
軽自動車税は、平成27年4月以降に新規取得する場合は10,800円、それ以前に新規登録している軽自動車税は7,200円です。
自動車保険
強制保険の自賠責保険とは異なる任保での保険ではありますが、自賠責保険は対人での限られた補償ですので、自動車保険の加入は必須であるといえます。
自動車保険は色々な会社から販売されていて、どれを選ばば良いのか迷ってしまうこともあると思います。
自動車保険は年齢や等級、車種によって保険料は変わってきます。
また、どんな特約を付けるのかによっても同様です。特に車両保険をつけるか否かは保険料を大きく左右します。
車検費用
新車であれば3年後、以降2年ごとに車検を受ける必要があります。
車検費用には、どこで受けても金額の変わらない「法定費用(税金や自賠責保険)」と、業者によって異なる「点検整備費用」があります。
点検整備で五個までの部品を交換するか、によって車検費用は結構変わってきます。
新車購入から初回の車検であれば、エコカー減税対象車は自動車重量税が安くなりますし、交換部品もほとんどありませんので車検代としては一番安く上がります。
年数が経ってくると、バッテリーやタイヤなどの交換も必要になってくるので、車検費用も高く成ってしまいます。
自動車ローン
ローンを組んで自動車を購入した場合は、毎月返済する必要があります。
「自動車ローンは購入するお店で入ればいいや」と軽く考えるのは勿体ないです。
ローンは「金利」が非常に重要です。
ローンの金利は2%〜10%と、結構な幅があります。
金利が5%違うと支払総額はかなり変わってきます。
販売店が勧めるローンの金利は高い傾向がありますので、車をある程度絞り込んだら、銀行系や共済系の自動車ローンも探しておきましょう。
そちらの方が、審査は少し厳しくなりますが、金利は圧倒的に低いです。
その他雑費
他には、洗車に使うシャンプーやワックス、エンジンオイル交換などの費用ですね。
このように、車には維持費が結構かかります。
当カテゴリーでは、車種別の維持費についても随時アップしてゆきますので、ご参考になれば幸いです。