車を買い替える時期に気をつけなくてはいけないポイントとは?
「次の車はどんな車にしようかな?」
「維持費を考えると、燃費のいい車がいいな!」
「家族でキャンプに行きたいから、1BOXカーに買い替えたい!」
などなど車の買換えは、考えただけでもワクワクする、とても楽しみな一大イベントですよね。
楽しみがある反面、車を乗り換える時に注意しなくてはいけないポイントがいくつかあります。
これまでに5台の車を買い換え、乗り継いできた管理人の実際の経験を元に、これから車を買い換えようとしているあなたに、そのポイントについて詳しくお伝えしてゆきます。
まずは愛車の「最新の査定相場」を知る!ことから
今の愛車がいくらで売れるのか?をまずは把握しておきましょう。そうしないと、買い替えのお金の算段がつかないですよね。現金一括で買えるのか、自動車ローンを組む必要があるのか、愛車の査定金額は重要です。
車の査定には「定価」はありません。
中古車は1台1台状態が異なる1品もの、だからです。
そのため、査定を受けるお店によって、査定金額は結構違ってきます。
車種によっては30万円以上の開きが出ることも珍しくありません。30万円も違うと、ワンランク上の車種を買える事になります。
知らずに愛車を手放すと、相場よりも安く買い叩かれるケースが多いのが実情です。
ですので、まずは愛車の最新の査定相場を知ることが必要です。
そうしないと、提示される査定金額が安いのか高いのか、判断できないからです。
あまり知られてはいませんが、中古車の査定にはには「相場」があるのです。
でも、ネットや雑誌で調べてみても、最新の買取査定相場はのっていません。
なぜなら、中古車の査定相場はオークションの取引価格に連動して毎日変動しています。
ですので一般ユーザーには毎日更新されたデータは公開されていません。
今の愛車の最新の相場を調べる方法は、こちらの記事で詳しくご説明しています。
車を買い替えることは当然お金がかかる事です。欲しい車の金額と、手持ちのお金、そして愛車の買取(下取り)金額。
これがすべて明確になって、「どんな車に買い替えが可能か」の判断が出来ます。
今の愛車を最高値で売る!
車を買い替える時は、どうしても新しい車に気持ちがいってしまいます。
「いくら値引きをしてくれるか」
「どんなサービス品を付けてくれるか」
そんなことばかり気にしていませんか?
実際に見積もりをいくら取ってみても、競合車種をぶつけて駆け引きをしてみても、同じ車の値引きが30万円も違うという事は、まずありません。
先程もお伝えしましたが、車の買い替えで一番差が出るのは、手放す車の査定価格なのです。
ディーラーは新車を売ることを使命としているので「下取り」に関してあまり力を入れていません。ですので新車の値引きでは他店と競争しますが、下取り価格では競わないのです。
それとは逆に買取業者はいかに多くの車を買い取るかが使命です。欲しい車は、少しでも他店より高い値段を出して、車を買取たい!と競い合います。ですので愛車を最高値で売るには、複数の買取業者に見積りをもらえばいいのです。
お金の話で言えば、一番お得な方法は買い換える車を安く買い、愛車を一番高い値段で売る!
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車の買い替えの時期はいつがベスト?
これは難しいポイントですね。なぜなら、人によって考え方も違えば環境も違います。
そして、買い替えよう!と思った時の背景やライフスタイルも人それぞれです。
よく車の買い替え時期として考えられるのは、年数・走行距離・車検 などではないでしょうか。
それぞれ詳しく見てゆきましょう。
年数から考えると
何年乗ったら車を買い替えるか?結構皆さん悩まれるところです。
当然人それぞれきっかけは異なるでしょうが、買い替えの時期は車検のタイミングが多いです。
3年 5年 7年というタイミングですね。当然、「乗りつぶす」という方もいらっしゃいます。
ここ20年くらいは、車の買い替えの年数は伸びる傾向にあり、2015年では「7.8年」となっています。
車の性能も向上し長く乗れる車がほとんどですから、当然の結果ではないでしょうか。
年数が浅ければ、買い替え時の査定は高くなりますが、新たな車の購入資金が必要です。
年数を長く乗れば買い替えのお金は必要ありませんが、メンテナンスにお金がかかってきます。
一昔前は、「車の寿命は10年、10万キロ」なんてことが言われていましたが、今の車はそれくらいではつぶれません。
メンテナンスさえ、普通にしていれば20万キロでも平気で走ることができます。
また、新車登録から13年が経過すれば、自動車税と自動車重量税が上がります。
自動車税は毎年支払う税金ですし、自動車重量税は車検おたびにかかる税金です。この13年という年も、買い替えの大きなタイミングだと言えます。
走行距離から考えると
走行距離が5万キロや7万キロなどのキリ番に近づいてくると、「そろそろ高く売れる時期は終わりかな?車を買い替えようかな?」という考えも頭をよぎります。
査定が高くつくのは、やはり走行距離の少ない車です。
ちなみに日本ですと走行距離10万キロ以上の車は敬遠されがちです。一昔前の「車の寿命は10万キロ」という心のカベが、いまだに残っているのでしょう。
どうしても「過走行車」というレッテルを貼られてしまいます。
でも、海外ですと走行距離10万キロなんてまだまだ現役バリバリです。
大陸での1日の車の移動距離は、日本とは比べものになりません。
海外では日本車は信頼できるブランドでとても人気があります。年式の古い日本車が数多く走っています。
日本には車検制度があるので車の品質が良い状態で保たれている、ということを外国の方もよく知っています。そのため大変人気があります。
日本では安く買い取ることができるので、安く買って海外に持ってゆけば、かなり儲かるのです。
ディーラーでは10万キロを超えたには、ほぼ査定はつきませんが、海外に輸出ルートを持っている買取業者は、結構な値段で買い取ってくれるケースもあります。
特にトヨタのハイエースやカローラは海外でも根強い人気があります。
走行距離が多いからといって、下取りや買取で査定がつかない(低い)といってあきらめないで下さい。
少しでも高く売る方法は、こちらの記事で解説しています。
走行距離10万キロの車を高く売る方法|下取りより買取がお得!
とはいえ、国内ですと走行距離が5万キロ以下の車に人気が集まります。
そして7万キロ以上の車は、人気が少なくなって価格を安くしないと売れないので、おのずと下取りら買い取りの査定は低くなります。
車検の時期は買い替えのタイミング?
車検が近づいてくると、車の買い替えが頭によぎる方も多いのではないでしょうか。
車検代にかかる費用は、年数が古い車や走行距離の多い車も場合交換する部品が多くなるため、結構な金額になってしまいます。
普通車の場合ですと、法定費用だけでも5万円以上かかります。
そこに点検・整備費に加え交換部品代・工賃がかかります。どこで車検を受けるかによって車検代も変わってきますが、3回目の車検となれば10万円以上はかかります。
同時期にタイヤ交換などすればさらに費用はかさみます。
「高い車検代を払うくらいなら、買い替えた方が「得だ」という考え方もあります。
フルモデルチェンジの前は売り時
国産車の場合は、大体4〜5年でフルモデルチャンジを行います。
現行モデルに乗っている方は、フルモデルチェンジの時期の前に買い替えたほうが、査定は高くつきます。
環境(ライフスタイル)の変化
結婚や出産、子供の成長や独立など、その時々で必要な車の用途も変わってきます。
夫婦二人であればコンパクトカーやスポーツカーなども選びこともできますが、家族が増えるとどうしても荷物を積む必要が出てきます。
また赤ちゃんを抱っこして乗り降りできる、スライドドアの車に買い替えると大変便利です。
個人的には若いころは欲しい車ができたら、さっさと乗り換えていました。とは言っても、結婚するまでの自由な間だけでしたが。
結婚してからは、環境の変化で買い換えましたね。二人目の子供ができて、キャンプにも行きたいので荷物が多く詰める1BOXのステップワゴンに変えました。
結局、車の買い替えのタイミングは「これが一番!」と言い切る事は難しいですが、
・ライフスタイルの変化と お財布(お金)の兼ね合い
・欲しい車への情熱と お財布(お金)の兼ね合い
で、折り合いのついたタイミングがよいと思います。
実際に買い替えを考えだすのは、「実はもう飽きた」という方も多いのではないでしょうか。
愛着のある車は、少々メンテナンスにお金がかかっても乗り続けます。
そろそろ飽きてきたので、買い替えるための理由を探し出す、という感じですね。
自動車保険の手続きを忘れないで!
車が変わったかといって、自動車保険を入りなおす必要はありません。必要な手続きをすれば、それまでの「等級」も維持できます。
車を買替えたときには、車両の変更手続き(車両入替)を行ってください。
手続き方法は、各保険会社によって確認が必要ですが、保険期間の途中でも手続きは可能です。
※普通車からトラックへ等への変更は出来ない場合もあります。各保険会社に確認してください。
これをしないと、新しい車で事故を起こしても、保険が適用されなくなってしまいます。
手続きの際には、新しい車の自動車検査証等をお手元に準備しておくとスムーズに行えます。
車買い替え 必要な手続きは?
自動車を買い替えた際に必要な手続きは、先に述べた保険の切り替えの他には、
・名義変更
・車庫証明
などが必要です。
そのために必要な書類は。
自動車検査証
自動車損害賠償責任保険証
印鑑証明書
納税証明書
譲渡証明書
委任状
実印
住民票
リサイクル券
等です。 ※実際の契約時に業者さんに確認して下さい。ほとんどの手続きは、業者さんが代行してくれますので、心配は御無用です。
まとめ:愛車の査定相場を把握する!
冒頭でも書きましたが、やっぱりこれが重要です。新しい車を安く買う事も重要ですが、何10万円も値引きが違う事はまずありません。
でも、愛車の査定価格はどこで査定を受けるかによって、30万円以上の開きが出ることもあります。
ですので、愛車の最新の査定相場はきちんと把握しておきましょう。
得したお金で新しい車のナビやホイール、チャイルドシートなど必要なものを買っちゃってください♪
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